製作・著作 (株)ドキュメンタリーチャンネル
製作 2010年
脈々と流れる血液
伸び縮みする筋肉
卵の表面を走る受精波
刻々と姿を変える胚
最先端の科学技術を駆使して撮影された世界で一番美しいメダカの映像です
色素を持たない透明なメダカの卵
透明メダカは遺伝的に色素を持たないメダカを掛け合わせて作られた
メダカの体が透けているので、背骨がよく見える
脳、心臓、消化器官などを直接観察する事ができる
卵黄の横で一心房一心室の心臓が拍動する
腸のぜん動運動
この動きから、食べ物が送られる様子を想像する事ができる
透明メダカの稚魚の尾びれを流れる血液
赤血球がほんのりと赤いのがわかる
透明メダカを背側から観察
偏光顕微鏡で観察すると筋肉や骨、耳石も光って見える
偏光顕微鏡のポラライザーを調整した像
このような観察が生きたまま可能な透明メダカは研究や教育に使う材料として非常に優れている
中央の太い部分が体を支える丈夫な脊椎
偏光で光って見えるところが筋肉
倍率を上げると横紋筋の縞模様が見える
ほとんど知られていない感覚器
メダカの稚魚は、側線系が未発達で、感丘が体表に露出している
成長すると、皮膚に埋もれて、側線系になると考えられている
メダカのメスは環境が良いと毎日卵を産む
メダカの卵は直径およそ1mm
卵を包む殻の表面には細かな毛が生えている
卵の内部に、油滴(輪郭がはっきりしている)、表層粒(輪郭が薄い)が見える
卵の表面をよく観察するとラッパのような形をした卵門を見つける事ができる
卵門は精子の入り口となる
活発に泳ぎ回るメダカの精子
水中に放出されるとわずか1〜2分で、ほとんど活性がなくなる
受精すると、動物極から植物極に向かって、卵表面にカルシウムウェーブが走り、表層粒が次々とパンクする
油滴が植物極に向かって運ばれる
メダカの受精の過程で、最もダイナミックな変化が起こる瞬間である
受精卵は受精後、すぐに卵割を始める
動物極側から見た卵割(盤割)の様子
蛍光顕微鏡で撮影したGFPメダカの卵
B励起で血球が緑色に光る
GFPによって血球一つ一つが光るため、体内を流れる血液の流れをつぶさに観察する事ができる
こちらは筋肉が光る蛍光メダカ
緑、ピンク、緑+ピンク=オレンジの3種類
他では見た事のない衝撃的な映像
心臓、脳、鰓、目など、血液が体中の組織を循環している事がわかる
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