2016年12月12日、「美しき生命の世界 ヒメイカ」をギャラリーにて公開しました。世界で一番小さなイカの仲間「ヒメイカ」が産卵、誕生するまでの記録映像です。顕微鏡で撮影された、体表面の色素胞が動きや、蛍光染色による卵割のライブイメージング、胚の成長など、不思議な世界を紹介します。この映像は、株式会社ドキュメンタリーチャンネルと、名古屋港水族館、東京大学、島根大学、長崎大学、お茶の水女子大学、JAMSTEC、他の共同研究として行われたものです。
2016年3月23日、ハイビジョンを超える超高精細映像である4K・8K「スーパーハイビジョン」の試験放送が、NHKのBSで始まりました。「スーパーハイビジョン」の技術検証と普及促進を目的とした試験放送で、日本各地のNHK放送局に設置された専用の受信機とテレビで視聴することができます。株式会社ドキュメンタリーチャンネルが制作協力した「8Kで体験!牧野植物ふしぎ図鑑」(ディレクター 藤原英史)、「草間 彌生 わが永遠の魂」(特殊撮影 佐久間文男)も、循環放送されています。スーパーハイビジョンは、2018年に実用放送が始まる予定です。さらに東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、広く普及させられるように計画が進められています。
2016年7月16日、昆虫★植物展が高知県立牧野植物園で始まりました。植物が昆虫の食べ物やすみかとなり、昆虫は植物の受粉などを手助けする・・・、そんな自然界の関係に焦点を当てた企画展です。株式会社ドキュメンタリーチャンネルが制作したカブトムシやアゲハチョウなどの昆虫と植物との関係に着目して紹介する動画も展示される予定です。
2016年3月23日、サケ科魚類のオスの二次性徴と精子の性質に関する研究 “Relationships between body size and secondary sexual characters, and sperm characters in male Dolly Varden char (Salvelinus malma) ” が Ecology of Freshwater Fish 誌に掲載されました。サケ科魚類の下位のオスは、精子の濃度や遊泳速度、寿命などを高めることで、上位のオスとの繁殖競争に勝てる可能性があります。オショロコマ(写真はカラフトマス)のオスを用い、体サイズ、婚姻色、精子の濃度や運動性の解析などを行い、新たな知見を得ました。この研究は、株式会社ドキュメンタリーチャンネルと、日本獣医生命科学大学、島根大学、他の共同研究として行われたものです。
美しい珊瑚礁を造る動物「サンゴ」の生態を高度な顕微鏡・マクロ撮影技術を生かして詳細に記録したドキュメンタリー「海花虫 うみはなむし サンゴの森に咲くポリプの花」がブルーレイディスク版で発売されます。
第52回科学技術映像祭 自然・くらし部門 優秀賞 受賞作品
製作・著作 (株)ドキュメンタリーチャンネル
本編31分 特典映像29分 価格 3980円(税込)
問い合わせフォーム・メールにて先行予約受付開始
2016年2月16日、イカが吐き出す墨を防衛だけでなく捕食にも利用していることを明らかにした研究 “Japanese pygmy squid (Idiosepius paradoxus) use ink for predation as well as for defence” が Marine Biology 誌に掲載されました。これまで、イカ墨は、捕食者からの防衛に利用されていることは知られて来ましたが、本研究により、新たなイカ墨の利用方法に関する知見が深まり、イカ類の高度な能力を裏付ける結果となりました。この研究は、株式会社ドキュメンタリーチャンネルと、長崎大学、名古屋港水族館の共同研究として行われたものです。
新年、2016年1月2日土曜よる7時から、BSフジにて、株式会社ドキュメンタリーチャンネルが制作協力した「北限に生きる 〜ニホンザル・24年目の絆〜」が放送されます。青森県下北半島に生息する北限のサルの一群を、24年間に渡り追い続けた記録映像の集大成です。
撮影 佐久間文男 磯山隆幸、演出 藤原英史
Copyright © 2024 · All Rights Reserved · Documentary Channel Co.,Ltd.